内容項目「相互理解、寛容」の授業づくりについて考えてみます。まず、発達段階ごとの内容を縦に並べて見比べてみましょう(下図参照)
(学習指導要領解説をもとに筆者作成)
発達段階ごとの「同じ」と「違い」が見えてきます。どの発達段階にも共通して求められているのが「自分の考えや意見を相手に伝える」ということです。「相互理解、寛容」の授業では、どうしても「相手を受け入れる」に重きを置いてしまいがちですが、それと同じぐらい「相手に伝える」ということも重要になり、その大切さを全学年できちんと考えさせていくことが求められているのです。
このように、「相互理解、寛容」の授業づくりの際には、「自分の考えや意見を伝える」ことを意識した発問や展開(活動)を取り入れてみるのもどうでしょうか。
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