教科書についている道徳ノートや自作のワークシートを活用して、中心発問の場面などで「自分の考えを書く」活動を取り入れている方も多いと思います。今回は、この「書く」という学習活動について考えてみます。
(学習指導要領解説をもとに筆者作成)
上図は、授業の中で「書く」活動を取り入れる際のメリット・デメリットをまとめたものです。「書く」時間を全体で確保することで、全員の授業参加を保障できます。また、「書く」ことに集中することでゆっくりと自分を見つめることができるので、道徳科授業の目的を達成しやすくなるといえます。
デメリットとしては、対話が成立している学級では、その思考の流れを切ってしまうおそれがあります。また、書くことに負担を感じている子もいるかもしれません。
「何のために書くのか」、そのことをきちんと意識したうえで、学級の実態に合わせて「書く」活動を取り入れていきたいところです。
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