道徳科の授業づくりについて、ワークショップ形式で考えてみましょう。
教科書教材や文科省資料など、先生方の手元に届く教材には内容項目が定められています。一つの教材に一つの内容項目が定められていますが、なぜ、その内容項目になっているのかを考えたことはあるでしょうか。
教材ごとに定められている内容項目は、それが正解というわけではありません。例えば、「友達と仲良くしたい」という内容の教材があったとします。「友達と仲良く」というキーワードからは、内容項目「友情、信頼」を想像できますが、もしかすると「公正、公平、社会正義」の方が相応しいかもしれません。ここで、「友情、信頼」と「公正、公平、社会正義」の低学年の記述を見てみましょう。
いかがでしょうか。友達と仲良くできない要因が、仲良く活動するよさを実感できていないからなのか、いじめや決めつけが要因となっているかで、内容項目が異なってきます。「友達と仲良く」というキーワードはよく似ているかもしれませんが、扱うべき内容項目によって指導内容や留意点は大きく異なっていることに気づくことができます。
≪ワーク①》
今回扱う教材をどの内容項目で授業するか考えましょう。なぜ、そう考えたかも話合いましょう。