道徳科授業を考える際、どのような「ねらい」を設定するかで授業構想は異なります。1年生教材「はしのうえのおおかみ」を例にして考えてみます。
例えば、「いじわるをした時より、親切にした時の方がうれしくなる」という気づきをねらいに設定した授業の構想は(図1)のようになります。
(図1)「いじわるをした時より、親切にした時の方がうれしくなる」の授業構想
次に、「親切な行為は、親切にされた相手も親切にした自分もうれしくなる」という気づきをねらいに設定した授業の構想は(図2)のようになります。
(図2)「親切をされた相手も、親切にした自分もうれしくなる」の授業構想案
このように、ねらいによって授業の構想は異なります。ですから、授業を考える際は「ねらい」を明確にすることがとても重要になるのです。
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