学習指導要領解説「相互理解、寛容」の記載から、「折れたタワー」の授業づくりに係るポイントを抜粋します。
(以下、学習指導要領解説より抜粋。)
(1)寛大な心をもって他人の過ちを許すことができるのは、自分も過ちを犯すことがあると自覚しているからであり、自分に対して謙虚であるからこそ他人に対して謙虚になることができる。
(2)自分自身が成長の途上にあり、至らなさをもっていることなどを考え、自分を謙虚に見ることについて考えさせることが大切である。
(3)指導に当たっては、相手の過ちなどに対しても、自分にも同様のことがあるとして謙虚な心、広い心で受け止め、適切に対処できるように指導する。
(以上)
上記の記載を整理すると、学習のねらいはこのようになるでしょう。
・自分も過ちを犯すことがあるという自覚をさせる。
・言葉の裏側にある背景や思いを理解しようとすることの大切さに気づかせる。
「折れたタワー」の授業づくりの際には、子供たちがこれらのことを真剣に考えられるような発問や展開が必要になると言えます。
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