2021/11/18

AtoZ道徳授業学習会に参加して


 先日来から、研究会に参加をした報告を述べてきました。数回に渡って書きたくなるほど、私にとって学び深い会となりました。

 さて、先週末に参加をしたのは岐阜聖徳学園大学の自主学習会「AtoZ道徳授業学習会」という研究会です。この日のテーマは~『手品師』をカガクする!?~というものでした。私が参加をした理由は3つあります。

(1)尊敬する先生が主催されている会であること

(2)「手品師」という定番教材を深くカガクするということ

(3)模擬授業を「役割演技のみ」で取り組むということ

 オンラインでの参加ではありましたが、会場の和やかな雰囲気と発言を求められる緊張感が相まり、まさに「主体的に」学ぶことができました。

 このような研究会のよさに、「自らの授業観を見つめ直す」ということがあります。もちろん、新しい知識や手法を学べることも大変よいものではありますが、それだけでは決して自己の成長にはつながらないと思っています。

 今まで自分が重ねてきた実践や研究を眼鏡にして、その研究会での学びを見つめる。そうすることで、実は「自分」を見つめることができます。また、これからの授業づくりについて考えることもできます。教えられたことをそのまま飲み込むのではなく、咀嚼して自分のものにするというイメージでしょうか。

 このことは、道徳科授業の目指している姿と同じものではないでしょうか。教材を通して自分を見つめる。教材での学び(気づき)を通して、自分の未来について考えを深めようとする。我々教師の学びも、子供たちの道徳科授業での学びも、実はよく似ているのではないかと思っています。

 学ぶことは楽しいことです。それは、大人も子供も同じように感じられる感情です。その楽しさを、道徳科授業を通して子供たちに伝えていきたいものです。

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