ある日、このような言葉がありました。
「道徳の授業は、先生が答えを言わないようにしないといけないから大変だ」
この言葉に違和感を覚えました。まず、道徳の授業における「答え」とは、どのようなものなのか。教師が理解しているつもりのことや指導書に書かれていることを「答え」としてよいのか。
また、もしその「答え(とされるもの)」が学習内容と一致しているとしても、大事なことは、その「答え(とされるもの)」について様々な視点で考え、自己を見つめさせることが道徳科のねらいになります。道徳科とはどのような学習なのか、授業者がきちんと理解する必要があります。
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