小学校3年生教材「学級しょうかい」の教材分析5回目です。
本教材では、大縄の練習をしている場面があまり描かれていません。30回を連続で跳べるようになるまで、おそらく多くの失敗や葛藤があったと思われます。だからこそ、30回を超えたときの喜びはとても大きなものだったのではないでしょうか。
そこで、「初めて30回跳べたとき、どれぐらい嬉しかったのだろうね」という発問をもとに、そお場面を動作化させてはいかがでしょう。小さな小さな動作(喜び)ではなく、教室が震えるほどの動作(喜び)を表現することで、教材の中の子供たちの心情を理解(共感)させるのです。そうすることで、授業後半で「協力することのよさ」をより実感的に考えることができるでしょう。
また、この場面で動作化(大きな喜びをみんなで表現)することは、先日に紹介した「共有体験」にもなります。日々の授業の中で常に「共有体験」を積み重ねていくことも、学級経営をしていくうえで大事なポイントになるでしょう。
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