道徳科授業の役割演技では、原則としては演技後にまず観客役の児童生徒に感想を求めます。その際の尋ね方のポイントとして、上越教育大学大学院の早川裕隆氏は以下のように尋ねることが大事だと述べています。
同じ演技を観ていても、観客役の児童生徒の「観え方」はそれぞれです。同じ言葉を聴いていても、その言葉のもつ意味の捉え方もそれぞれです。それらを引き出し、対話につなげる。それが役割演技では重要になるのです。
なお、このように尋ねることを繰り返すことで、観客役を育てていくことにもつながります。観客役が育っている学級では、役割演技の効果がより高まることでしょう。
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