道徳科授業では子供たちの「問題意識」がとても重要になります。「問題意識」のない授業は、残念ながら「考えたい」「伝えたい」という意欲は生まれず、分かっていることを言わされる授業になってしまいます。
では、どのようにすれば道徳科授業で「問題意識」をもたせることができるのでしょうか。ここでは、どのタイミングで「問題意識」が生まれるのかを整理してみます。
(1)導入で生まれる問題意識
(2)導入との対比で生まれる問題意識
(3)範読で感じる違和感から生まれる問題意識
(3)視点の違いから生まれる問題意識
(4)人間理解(弱い自分)から生まれる問題意識
(5)価値理解(発達段階の違い)から生まれる問題意識
このように、問題意識が生まれるタイミングは教材や授業展開で異なります。しかし、どのタイミングであろうと、その問題意識が生まれた瞬間から子供たちは道徳科授業の世界に入り込むのであり、そこから主体的・対話的な学習が始まるのです。
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