小学校1年生教材「はしの上のおおかみ」に登場するおおかみの気持ちの変化について考えます。
本教材では、「意地悪をした時より、親切にした時の方がずっといい気持ちになる」ということを子供たちに考えさせることをねらいとしていることが多いです。両者を対比させて考えさせる授業をよく見かけますが、ここで意識させたいことは、「意地悪をした時の気持ち」と「親切にした時の気持ち」は、同じ「いい気持ち」なのかということです。
図のように、気持ちの「大きさが変化」したのか、「種類が変化」したのか、子供たちはどちらの認識をもつでしょうか。この二つの気持ちの違いについて、本教材ではきちんと考えさせる(理解させる)必要があるでしょう。
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