内容項目「正直、誠実」の授業づくりについて、学習指導要領解説の記載をもとに、小学校低学年と中学年を比べながら考えています。
「正直でいると、すっきりする」というすっきりには、「叱られなくてよかった」「ビクビクしなくてよくなった」というすっきりが考えられます。この「すっきり」は、低学年の学習内容になります。
中学年で考える「すっきり」は、「弱い心に負けない自分でいられた」「情けない自分にならなくてよかった」という理解が求められます。例えば、3年生教材「まどガラスと魚」のふり返りをイメージすると、以下の図のようになります。
《引用参考文献》
島恒生『納得と発見のある道徳科 「深い学び」をつくる内容項目のポイント』(2020,日本文教出版社)
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