道徳科の指導案を書く際に、「対話させる」という文言をよく見かけます。子供たちに話し合わせることを「対話」という言葉に置き換えているようにも感じられます。
学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」という学び方が提示されています。「対話」ではなく「対話的」と記載されていることは、「対話」と「対話的」は明確に異なるものだと認識できます。では、その両者の違いはどのようなものでしょうか。
このように「対話」と「対話的」の意味を定めた場合、道徳科の授業では、価値について考えを深める前半・中盤は「対話的」に授業をすすめ、自己を見つめたり生き方を考えたりする後半は「対話」を意識する流れが考えられるでしょう。
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