道徳科授業のスタイルを4つに分類してみると、下記のように分類できます。今回は「ワークショップ(グループワーク)型」の授業スタイルについて考えます。
例えば、6年生教材「わたしのせいじゃない」(日本文教出版社)では、上記のような授業展開が提案できます。教師が一問一答で授業を進めるのではなく、小グループごとにラベリングをしたり、いじめの基準を考えさせたりすることで対話を促します。また、全てを子供にゆだねるのではなく、話題の提案や全体での共有を随時教師が行うことで、グループ(個)→全体→グループ(個)→全体・・・というように進んでいくことになります。実際の授業では、机と椅子を後ろに移動させ、床面で輪になって議論を行いました。
近年よく実践されている哲学対話なども、このスタイルに該当するのではないかと考えます。ここで大事にしたい思いは、「このような授業スタイルは道徳科ではない」という固定観念をなくすことではないでしょうか。授業の型があって、そこから子供たちの学びが生まれるのではなく、子供たちに学ばせたい(考えさせたい)ものがあったうえで、それに見合った授業スタイルが生まれるべきであると考えてはいかがでしょうか。