内容項目「公正、公平、社会正義」の指導の要点(高学年)に次のような記載があります。
(以下、学習指導要領(平成29年告示)解説より一部抜粋)
一方、いじめなどの場面に出会ったときにともすると傍観的な立場に立ち、問題から目を背けることも少なくない。こうした問題は、自分自身の問題でもあるという意識をもたせることが大切である。
(以上)
このように、「傍観的な立場」という表現がはっきりと記されています。教材「わたしのせいじゃない」に登場する14名の中には、その傍観的な立場で発言をしている子が出てきます。本教材を「傍観的な立場」に焦点を当てて授業を行うという工夫もできるでしょう。