小学校6年生の子供たちと「道徳科の教材づくり」という活動を行ってみました。子供たちは、それぞれの日常の中でのうれしかったことやで困ったことなどを思い出しながら、みんなで話し合ってみたいことを書き綴っていました(内容項目の指導や紹介などはしていません)。
那須正裕は、著書の中で以下のように述べています。
(以下、参考引用文献より一部抜粋)
子どもたちは毎日の授業を通して、各教科等に特徴的な授業の基本的な流れを帰納的に学び取っています。これを心理学でスクリプトと言います。
(以上)
この教材づくりという活動においても、子供たちは道徳科の教材の基本的な流れをこれまでの経験から学び取っていることを感じることができます。
(引用参考文献)
奈須正裕『個別最適な学びと協働的な学び』(2021,東洋館出版社)